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2013年01月22日 (火) | Edit |
すべてがコントロールされた世界のお話。SFです。

The Catcher in the Ryeから1ヶ月程度で読み終わったので、英語学習にはおすすめです。

職業も与えられる。
食事も与えられる。
薬も与えられる。
配偶者も?与えられる。
子供も与えられる。

薬を毎朝飲むことが義務付けられ、感情がない。
彼ら自身はあると思っている。

色もないし、
愛もない、
子供を産む職業がある。

この世界にはReceiverという記憶をつかさどる職業の方が1人だけおり、
それ以外の人には記憶が一切ない。

そしてこの世界の賢人たちはReceiverに助言を求める。
そして考えた末、このコントロールされた世界が構築されていった。

主人公は色が見えることから、
次期Receiverに任命され、現Receiver、そしてGiverから記憶を受け渡せれていく。


この本の主張としては、
感情がない世の中などつまらないということではないだろうか?
すべてがコントロールされていれば、間違った選択をすることはない。
しかし、考えて行動する。その結果間違った選択をする時もある。
それが人間なのだ。ということをメッセージにしているようだ。

私自身。過去のことをひきづったり、悔んだりするが、
こういった感情があるからこそ、未来をがんばれるのだろう。。。


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2013年01月11日 (金) | Edit |
読み終えました!


前回読んだ「To kill a mocking bird」のレビューから約1ヵ月かかりました。
To kill... と比べたら薄いんですが、正直読むのは辛かった。

とりあえずあらすじですが、

自己中な少年Holdenが学校をやめてから家に帰るまでの数日間を彼目線で綴ったもの。

まず、彼は自己中です。 私はそう思います。
夜中に電話かけまくるし、わざと人の嫌なことするし、
良く言えば思ったことをする人でしょう。

この本はすごく丁寧に書いてあります。そこまで丁寧に言わなくても分かるよ、っということも
たとえば、なにかを棚の上にあげる際に、手にグラス持っていたので、いったんグラスをテーブルに置いて、からそのものを棚の上に置いた。
そこまで言わなくても、なにかを棚の上にあげただけで済む文章。

かなり丁寧に描写しています。
読みながら情景をイメージすることがしやすかったです。

それから彼の発言のあとに、本当にそれを意図しているのかいないのかがことあるごとに記されています。
たとえば、「トイレに行きたい」本当にトイレに行きたいと思ってる。
もしくは、「トイレに行きない」本当はトイレに行きたいと思ってる。

要は I mean のくだりですね。

かなり長い文章でも繰り返すので、早く先が読みたいと速読能力が上がったと思います。


ただ、汚い表現が多いですね、嫌がる人もいるかも。
スラングを色々と実感できたのは良い点。
horse around, 

登場人物は結構多いですよ。章ごとにいろいろでてきます。
きっとこういった描写が好きな人が多いんでしょうね。


最後にHoldenはたとえ嫌いな人でも、こうして語ると恋しくなるといっていますが、
この本も私にとってそんな感じです。Holdenの数日に付き合わされて、読み終えた後、この本が恋しくなります。



2012年12月16日 (日) | Edit |
さて、新しいカテゴリを立てました!

その名も、洋書レビュー!

どんなカテゴリかというと、なんと…

洋書を読んでその感想を記事にします!

はい。普通です。

記念すべき第1回は
「To kill a mockingbird」
です。

この本は10月くらいから読み初めて、今日、読破しました!

邦題は「アラバマ物語」( 全然違う名前じゃん! 外国人と話す時に大変 )
映画もあるので、ご存じの方もいらっしゃるはず。


舞台はアメリカの南部にあるアラバマ地方。
主人公は10歳くらいの女の子。4つ上の兄と、弁護士である父親と暮らしている。
人種差別を中心とした偏見に着目し、子供たちの成長を描く。
詳しくはwiki参照!アラバマ物語wiki

感想としては、私にはまだレベルが高かった?
本格的に読む洋書は3冊目でしたが、今までの中で一番難しく感じた。
(ちなみに今まで読んだ本は、Holes、 The Secret Diary of Adrian Mole at Aged 13 3/4 )
会話文が略記だったり、方言?だったりで難しかった。
これまでの2冊は分からない単語をかなり調べたが、今回は分からなすぎて、とりあえずどんどん読んだ。
たとえば、陪審員:juryという単語なんかは、読み進めていく内に気付いた。
きっと自分の読解力は更に向上したんじゃないかと思う。

何年かして読み返しても面白いと思う。映画も見てみたい。

徒歩中はリスニング(ラジオ:NPR)、電車内は洋書というスタイルができあがったので、どんどん色んな本を読んでいく。

To kill a mockingbird 良かったら読んでみてください!



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